育児中テレビはどうしていますか?
よく「テレビはあまり見せない方がいい」と言われますが、何故なのでしょうか?
我が家ではすでにテレビを見せてしまっています。統計的にも生後3ヶ月までにテレビを見ている赤ちゃんは40%、2歳までだと90%が見ているそうです。
では、子どもにテレビを見せることで生じる悪影響はどんなものなのでしょうか?
テレビが1歳児に与える悪影響とテレビとの上手な付き合いについて考えてみました。
1歳児にテレビは悪影響!?コミュニケーション不足は子どもにとっては弊害

テレビやスマホは育児に悪影響。
そんなことをよく聞きますが、実は科学的に確実なデータはまだないそうで『テレビ=悪』というわけではありません。
ですが、テレビを見ることによって起こる弊害についてはよく考えておかなければなりません。
テレビの時間=コミュニケーションなし
このブログでも何度も触れていますが、子どもの成長に一番必要なことはしっかりコミュニケーションを取ることです。
テレビを見る時間が増えれば増えるほどコミュニケーションの時間が減っていきます。
子どもはコミュニケーションによって語彙力、発話力、社会性など様々なことを学んでいます。
テレビやスマホを長時間見てしまうことでそれらの学習機会を損なってしまいます。
表情から心を読む練習ができない
長時間のテレビやスマホは言葉によるコミュニケーションだけではなく表情でのコミュニケーション機会も減らしてしまいます。
人間は言葉以外にも身ぶり手振りや顔の表情によってもコミュニケーションを取ります。
子どもは年齢が上がるにつれて言葉以外の表情などから気持ちを読み取る力が育っていきますが、もちろん練習が必要です。
子どもの頃から顔を見て直接コミュニケーションを取ることで学習が進んでいきますが、テレビやスマホによってこの学習機会も減ってしまうかもしれません。
自分の子どもが将来他人の気持ちを理解できない子になってしまわないように言葉によるコミュニケーション、言葉を使わないコミュニケーションの時間をしっかり確保することが大切です。
子育て中のテレビやスマホとの付き合い方

極論を言ってしまえば2歳ぐらいまではテレビやスマホから子どもが学べることはほとんどないのでなくても問題がないようです。
最近ではテレビなし育児を実践している人も増えているようですが、我が家も含めそれは難しいと感じている人も多いでしょう。
したがって育児中もテレビやスマホと上手に付き合っていくことが必要です。
テレビやスマホは時間を決める
我が家で実践して一番有効だったのが時間を決めることです。
テレビやスマホは気づいたら長時間経過してしまっていることも少なくありません。
そこで利用する時間を先に設定してしまいタイマーなどを使って管理しましょう!
こうすることで
- 時間を守ること
- ルールを守ること
- メリハリをつけること
なども一緒に学ばせることができます。
最初はテレビを切ると怒っていたうちの子ですが、1~2週間するとタイマーがなったら自分で終わらせるようになりました(リモコンを渡してくれる)
子どもがちゃんとルールを守れたらしっかりほめてあげてコミュニケーションを取る時間を作ってあげましょう。
パパやママと直接遊んでいる方が子どもはやっぱり楽しそうにしますよ。
子どもが寝たあとに利用する
他にもテレビやスマホを使いたい場合は子どもが寝たあとの時間を有効的に利用しましょう。
子どもが起きている時間=子供との時間
子どもが寝ている時間=自分の時間
と区切ってしまうのがおすすめです。
自分の時間を確保するには子どもをちゃんと決まった時間に寝かせるのがコツです。
子どもを決まった時間に寝かせるのは脳の発達にもいいことがわかっているので一石二鳥です。

テレビやスマホとうまく向き合って子育てしよう
テレビやスマホは放送される内容自体が子どもにとって良くないのだと思っていましたが、そうではなくコミュニケーション量の減少が問題です。
特に0歳から3歳までは子どもが大きく成長する時期です。テレビやスマホによって子どもの成長に必要なコミュニケーションがおろそかにならないように注意していきましょう!
ちなみに2歳以上になればテレビを利用することで子どもを成長させるというデータもあります。
子どもの成長に合わせて上手に活用していきましょう!
