小学校受験対策として何かしらの通信教材を活用している人も多いと思います。
うちでも最終的にはお受験教室に移行していく予定ですが、年少・年中の間は通信教材や市販教材、プリント学習などで基礎を身に付けるつもりです。
幼稚園の年少ぐらいからできる通信教材をいくつか調べましたが、モコモコゼミ
を使って進めていくことに決めました。
この記事では小学校受験の対策としてモコモコゼミを使っていくことに決めた理由を書いていきたいと思います。
都内で学習塾の運営に携わっています。2023年国立小学校受験予定。
モコモコゼミをやらせようと思った理由
私の家では子どもが幼稚園に入る4月のタイミングでモコモコゼミ年少コース+モコモコちゃんねるを始めました。
それまでは特に何かやるというわけではなく、くもんや学研の運筆ドリルや七田式の基礎概念シリーズをやりましたが特に力を入れているというわけではありませんでした。
ただ幼稚園に入るタイミングで通信教材に切り替えようかなとは考えていたので2月頭ぐらいから調べ始めてモコモコゼミに決定しました。
いくつか比較していましたがモコモコゼミに決めた理由は主に3つです。
小学校受験特化の通信教材
幼稚園の年少からできる通信教材としてはこどもチャレンジ、Z会、ポピーなどが有名です。
当然それらも候補として検討していましたが今の目的は小学校受験なのでその対策にならなければ意味がありません(学習効果的な意味は大いにありますが)。
サイトを見たり資料請求しながら内容を確認していきましたが、小学校受験対策と位置づけているのはモコモコゼミだけ。
他の教材も小学校受験につながる部分はたくさんありましたが、明確に小学校受験が意識されているわけではありませんでした。
こどもチャレンジには年長から選択できる思考力特化コースというものがありますが小学校受験にはやや不十分な印象です。
モコモコゼミは私が確認した中では唯一、小学校受験の対策向け(かなり意識をして)作られている教材でしたので目的と一致したというのが1つ目の大きな理由です。
こぐま会×SAPIXのネームバリュー
小学校受験をする上でこぐま会は避けては通れない存在ではないでしょうか？
小学校受験対策駆け出しの私でもその存在の大きさは認識しているほどです。
こぐま会は幼児教室の運営や受験対策本などの販売をしている幼児教育のパイオニア的な存在です。
モコモコゼミはこのこぐま会から教材提供を受けて作られているため先程の小学校受験対策に特化しているのもうなづけます。
モコモコゼミはこぐま会の小学校受験対策のノウハウを体感できる通信教材となっているわけです。
また、こぐま会だけでなく中学受験対策塾であるSAPIXとも提携して作られているのも特徴です。
私の本業は学習塾なのでSAPIXの凄さは十二分に知っています。
小学校受験のこぐま会と中学受験のSAPIXが出している教材というだけでとりあえずのネームバリューが凄まじい感じがしますね。
教材が届くまでは正直SAPIXがどう絡んでいるのかよくわかりませんでしたが、実際に見てみて早くも中学受験を意識した内容にもなっていることに気が付きました。
年長ぐらいからはよりSAPIX色が強くなり中学受験を意識した内容にもなっているようです。
モコモコちゃんねるで音声対応
オプションにはなりますが、モコモコゼミにはモコモコちゃんねるというものがあります。
モコモコちゃんねるではモコモコゼミの教材に連動したアニメーション動画を視聴することができます。
メリットとしては
- 一人でできる
- 動画なので興味を引く
- 紙媒体とデジタル媒体の両方で進められる
といったものがあります。
実際に活用してみて感じることは
- 親の言い回しと違う
- 言葉で理解する力を養う
- お話として理解することは試験につながる
というようなメリットを感じました。
やっぱり親ってどこかかんたんな表現に言い直したり普段使っている言葉で言ってしまったりするんですよね。
でもモコモコちゃんねるを使うとその辺がいい意味で矯正できるのでいいオプションだと思います。
小学校受験対策にはモコモコゼミがおすすめ
私は調べるまでモコモコゼミの存在を全く知りませんでしたが、小学校受験対策としてはかなり優秀な内容になっているのではないかと感じています。
- 小学校受験対策に特化
- こぐま会とSAPIXの提携
- モコモコちゃんねるで試験対応
この辺りは他の通信教材にはない強みです。
この教材だけで小学校受験の対策はバッチリと言えるほど甘くはないですが、試験に向けた基礎づくりや考え方は一通り網羅できるような内容にはなっています。
このモコモコゼミ
での取り組みを足がかりに本格的なお受験対策に進んでいくこともできるので、小学校受験に向けた通信教材を検討している人はチェックしてみるといいと思いますよ。
