小学校受験に限らず中学・高校・大学受験においても戦略を考えて取り組むことは非常に大切です。
戦略なしの何となくの対策は対策とは呼べず、結果として中途半端になりやすい傾向にあります。
せっかく受験をするならしっかり戦略を考えて合格を掴み取ったり成長を促すことは親としてよく考えなければなりません。
今回の記事では小学校受験に向けての各年齢別の戦略を考えてまとめていきます。
各年齢でどんな力が必要なのか、どんな対策が必要なのかこれからの受験戦略を考える1つの参考にしてみてください。

小学校受験に向けての戦略

小学校受験を考え始めたり準備を始めたりするのは年中ごろからというご家庭が多いと言われていますが早いに越したことはありません。
子どもが小さいうちは確かにしっかりとした対策はできないかもしれませんが、普段からお受験を意識して生活するのと意識しないのとでは変わりますよね。
幸い私たちは3歳ごろから本格的に意識しているので周りよりは少し早いのかなぁと思っています。
ただ早かったとしても結果はどうなるかわかりません。なので、しっかりと戦略を考えて対策を行なっていく必要があります。
年少以下(3歳ごろ)
年少以下でできる事は限られてきますが意識して生活や行動をすることはできます。
この時期は小学校受験の勉強と言うよりかは一つ一つの生活を丁寧にマナーや常識、身の回りのことをちゃんと教えてあげることが大切です。
実際にうちでどんなことを行なってきたかは小学校受験に向けて!幼稚園入園までに取り組みたい5つのコトという記事にまとめていますので参考にしてみてください。
また、無理のない範囲で少しずつ勉強も始めていきます。数や形、大きさなど概念的な理解や運筆などは今後対策を行なう上で土台となるのでこの時期から少しずつ進めていきたい内容です。


年少(3〜4歳)

この時期からは徐々に本格的な対策に入っていく予定です。年少とは幼稚園入学から11月までの間を指すので実質7ヶ月ぐらいしかありません。
この間はまずは幼稚園に慣れることが第一優先です。
やっぱり初めて過ごす集団となるので子どもなりに緊張やストレスがあると思いますし人間関係を学べる大切な場でもあるのでそこに負担をかけないようにする必要があります。
その上で小学校受験に向けて取り組みたいことはこちらです。
- 通信教材で受験対策のスタート
- 市販教材で受験対策のスタート
- 運動能力の向上
受験対策をスタートしていくことと合わせて過ごしやすい気候のため積極的に体を動かしていこうかと思います。
勉強系の対策に関しては通信教材のカリキュラムに則って市販教材で演習、補強していくイメージでいます。
目標としては年中から幼児教室などに入ったときにしっかり付いていける状態です。
幼稚園が始まり元々の習い事もあり結構忙しい時期になると思いますがゴールを定めて進めていこうと思います。

年中(4〜5歳)
一般的には本格的なお受験対策は年中スタートと言われています。年齢的には年少の11月〜年中の11月を指す時期です。
幼児教室での対策もスタートする時期なのでそれを意識してこちらも準備を進めていきたいところ。
うちの方針としては小学校受験専門教室は最小限の利用しかしない考えです。やっぱりお金もかかりますしね。
なのでその代わりしっかりと情報を入手して家でできることを実践していきます。
この時期はペーパーテスト対策やお話の記憶など小学校受験定番の問題に取り組む時間を捻出していきたいと思います。
年少の時と同じく通信教材や市販教材を継続していきながら過去問を参考に傾向に合う対策を進めていきます。
作製系の対策もこの時期にスタートしておきたいですね。ただ子どもの成長は全く読めないので年少までの状況を踏まえつつ臨機応変に対応する必要がありそうです。
年長(5〜6歳)
さあ、いよいよお受験をする年齢です。この年齢が年中の11月〜年長の11月になります。
この時期ではお受験教室の力も借りながら準備になると思います。お家での学習もより実践的になります。
あまり具体的な対策方法は正直わかりませんが過去問を含めて情報をしっかり入手して取り組んでいきましょう。
戦略ありきの受験対策を!

後半はまだ不確定要素が多く戦略と呼べるか怪しいものもありますがゴールを定めて常に考えておくことが大切になります。
近年の受験(中学や高校入試も含めて)は対策せずに受かるような簡単なものではなく、また制度の多様化によって情報をしっかり入手しておかなければならないのが現状です。
小学校受験はその性質上どうしても情報が少なく不確定な部分が多いでますが他の方の取り組み方なども参考にしながら進めていければと思います。
各ご家庭で状況によって取り組み方、戦略は変わってくると思います。この記事がどのように対策していくかの参考になれば幸いです。
