小学校受験をするかどうか検討するとき本当にやらせるメリットがあるかどうかは気になりますよね。
たくさんのメリットがあるなら挑戦したいしメリットが少ないなら公立でもいいかな。
こんな風に思う方も多いと思います。
実際に合格すれば学習環境や進路面など子どもにとって大きなプラスになる可能性が高くなりますが、仮に不合格だったとしてもメリットはたくさんあります。
この記事では小学校受験をしたときに合否に関係なく得られるメリットについて考えてみました!
小学校受験のメリットは合格後の話じゃない

よく小学校受験のメリットとして注目させるのは合格した後の学習環境や内容によるもの。
ですがお受験のメリットは何も合格ありきではありません。仮に私国立の小学校に行けなくても大きなメリットがあります。
ちょっと考えてみましょう。
教養・常識・マナー・基礎学力・運動能力がつく
小学校受験に向けて準備しておくと様々な成長を促すことができます。
小学校受験の試験には
- ペーパーテスト
- 運動能力テスト
- 集団行動テスト
- 面接テスト
などたくさんの種類があります。
こういった試験の対策や準備をしておくことで日常生活や今後の学校生活で役立つ力が身につきます。
ペーパーテストに向けて準備した基礎学習や集中力、運動能力テストのために準備した体力、集団行動のための協調性やマナーなどどれもこれから生きていく上ですごく大事な要素です。
受験をしなくても身につくものではありますが、お受験の準備を通すことでより洗練られた状態で小学校に入学することができます。
そしてこれらは小学校でアドバンテージとなります。自信になります。
悪い方向に転ぶ可能性も0ではありませんが、できれば自信を持って小学校生活を送ってほしいですよね。
傾聴力、思考力、表現力などが勉強に応用される

小学校受験の対策をしていくとこれらの力も鍛えられます。
これらの力は今日本で力を入れているアクティブ・ラーニングにつながる力です。
お受験対策を通じてこれらの力を付けておくと小中学校では大きく役に立ち、学校の勉強に積極的に参加していくことができます。
一例にはなりますが、僕が以前面談をした国立小学校に通う子は小学4年生ながら自分の意見や考えをしっかりと述べたり、聞く姿勢がちゃんとしていました。
小学校生活の中で身につけた力かもしれませんが、受験の準備や対策を通じて培われたところもあると思います。
こういった力は公立の小学校に進学することになっても必要な大切な力だと思います。
また、これらの力が備わっているとそれが勉強にもつながり、意欲的に授業に参加するきっかけになることもありますね。
家族の団結力が今後に役立つ
受験は家族にとって一大イベントです。
特に親の影響がかなり大きい小学校受験は家族が一枚岩となって取り組んでいかなければなりません。
家族で共通のイベントに向かっていくことは家族の団結力を強めかたい絆で結ばれた家族となります。
家族は子育てや教育において非常に大事な存在で、家族が同じ方向を向くことによって大きなパワーを生み出します。
小学校に入学してからも子どもの成長にはたくさんの試練がありますが、お受験を乗り越えてきた家族であれば怖くはありません。
家族で小学校受験を乗り越えたことは大きな財産になっていきます。
受験を通して子どもの成長を促す

小学校受験は子どもの成長を促してくれますし、家族の成長にもつながっていくイベントです。
お受験をするからにはもちろん合格を狙うべきですが、その準備や対策を通して様々な力を身につけることができます。
中学受験や高校受験でも子どもの成長は感じられますが、小学校受験ほど家族が大きく関わるものではありません。
受験というイベントを通じて子どもが、そして家族が大きく成長できるようにしっかりと準備と対策をして挑戦してみてください。
