子どものおもちゃとして人気があるパズル。
おそらく多くの家庭で活用していると思いますが、パズルは知育効果が高い知育玩具としても人気があります。
私も小さい頃パズルはよくやっていた記憶がありますが、実は子どもに身に付けてほしい能力を鍛えることができるおすすめのおもちゃです。
この記事ではパズルの知育効果やおすすめの活用方法について我が家の事例を含めてお伝えしていきます。
これを読んだらあなたも子どもにパズルを買ってあげたくなりますよ!
パズルをやることで鍛えられる6つの能力

パズルって見るからに知的な遊びっぽいですよね?
子どもたちがパズルを行うことで次のような能力を鍛えることができます。
- 手先・脳の発達、活性化
- 集中力の向上
- 記憶力の向上
- 考える力と挑戦する力(非認知能力の向上)
- 色・形・大きさなどの把握能力
- 達成感と自己肯定感
どれも子どもの頃に身に付けておきたい大事な能力であることがわかります。
手先・脳の発達、活性化
パズルは手でつまんで所定の位置に置く作業を繰り返す必要があります。
子どものおもちゃって特に小さい子用のものは手先を使うものが多いですよね。
指先は多くの神経が集まる場所で、手先の発達は脳にもいい影響があると言われています。
初めのうちは大きいピースでもうまく掴めずイライラしてしまう子もいますが、繰り返すうちに次第に慣れて上手になってきます。
最初はちょっとフォローしてあげながら自分一人でできるように促してあげましょう。
集中力の向上
パズルやっているときってめっちゃ集中力してませんか?
おそらく子どもなりに「ここの形がこうだ」とか「ここだと大きすぎるか」とか「あれ、なんか変だぞ」とか考えながらやっているのだと思います。
1つのものに集中できる時間は個人差がありますが、パズルを繰り返すうちに集中できる時間が伸びていく可能性があります。
子どもが集中してパズルに取り組んでいるときはそっと見守ってあげましょう!
記憶力の向上

パズルを完成させて崩して、また完成させてとやっていくとどこに何があるか記憶できるようになります。
うちの子を見ててもそう感じますが、数をこなすうちに明らかに完成までのスピードが早くなり、ピースを1枚渡すと「これはここ」とすぐに答えられるようになります。
これは絵柄と場所や形と場所を紐付けて認識している(記憶している)からでこれも繰り返すなかで鍛えられるのではないかと考えられます。
絵柄などがあまりない(レベルの高い)パズルではあまり記憶力を必要としないかもしれませんが、子どもが遊ぶようなアンパンマンや動物が描かれているようなパズルなら記憶力も一緒に鍛えられそうです。
考える力と挑戦する力(非認知能力の向上)
これからの時代に求められる力として注目されている非認知能力を知っていますか?
特に幼児期に非認知能力を鍛えることでその後の将来にいい影響を及ぼすという研究データも多くあります。
参考⇒幼児教育では非認知能力が大事!子どもの人生を成功に導く方法
パズルでは色や形、大きさ、絵柄、背景との繋がりなど多くの要素を認識する必要があります。
そういった物事を多角的に考える力をつけるとともに、困難なものに挑戦しようとする力を育てることもできます。
非認知能力とはそのような目に見えないけど生きていく上で大切な力を指します。
パズルを通じて非認知能力を鍛えて子どもの人生にプラスの要素を与えてあげましょう。

色・形・大きさなどの把握能力
パズルを通して知識や感覚を鍛えてあげることも可能です。
例えばちゃんとした形があるパズルであれば「これは三角だよ」なんて声かけをしながら取り組めば形が覚えられます。
2~3歳にもなれば認知力も上がってくるのでより複雑なことをパズルを通じて学べるでしょう。
うちの子は今「あいうえお」のパズルに取り組んでいます。
最初は「これなんだ」と何度も聞いてきましたが、1ヶ月もすると「これはいぬのい」というように覚えて当てはめられるようになっています。
他にも国の形や都道府県、アルファベットなど覚えにくそうなものもパズルを通じてやってみると案外スムーズにいくかもしれません。
達成感と自己肯定感
最初はできなかったけど一生懸命頑張ったら一人の力でできた!
パズルを完成させるとこのような達成感を味わうことができます。
頑張ればできるんだ!
諦めなければこうなるんだ!
こんな気持ちや考え方は子どもの時だけじゃなく大人になってからも大切ですよね。
このような達成感を得られるおもちゃはパズル以外にはあまりありません。
また、完成したときに「すごいね!」って誉めてあげると、頑張りが認められたという承認欲求を満たしてあげることもできます。
自分もやればできるんだ。パパママに認められる存在なんだと意識することで自己肯定感が育ち大人になってからもポジティブな考えができる人になっていくと考えられます。
どうせできない。やっても意味がない。
こう考えてしまうとパフォーマンスが落ちてしまう原因にもなってしまうので、小さいうちから自己肯定感が持てるといいですね。
可能性は無限大!パズルのおすすめ活用術
パズルで遊ばせようと思ったらまず考えなければならないのがどんなパズルがいいか。
- 絵柄
- 大きさ
- 固さ
- ピース数
など様々ありますからなるべく合うものを選んでいきたいですね。
どんなパズルがいい?タイプに合わせたパズルを選ぼう
立体パズル、図形パズル、平面パズルなどたくさんの種類がありますがどのタイプのパズルを選びますか?
正直あまりこだわる必要なないと思いますが、イメージとしては小さい頃は形がしっかりしたもので年齢が上がるに連れて平面のピースが多いものになっていきます。
もっと大きくなればひらがなやアルファベット、漢字や地図など学習したい目的に沿ってもいいと思います。
パズルの対象年齢はあくまで目安

パズルには対象年齢が書かれています。初めてのパズルは対象年齢を踏まえて選んだ方が無難ですが、それ以降は子どもの力に合わせて買い進めていいと思ってます。
ちょっと難しいかなって思っても意外と数日でクリアしたり覚えたりすることもあります。
この「対象年齢はあくまで目安」というのはパズルだけじゃなく多くのおもちゃや知育グッズに当てはまります。
子どもの成長過程は大きく異なるうえ、能力の限界も年齢で図ることは不可能だと個人的には思うので子どもが興味を持つならどんどんやらせるべきです。
パズルは知育におすすめ!うまく活用して柔らか頭を鍛えよう
パズルを行うことで上記で紹介したような6つの能力や柔軟な思考が身に付くと考えられます。
幸いうちの子はパズルが好きで自分から進んで取り組んでくれているので、遊びながら知育になる素晴らしいツールとなっています。
知育や幼児教育は1つの要素で決まるわけではありませんが、パズルはいい影響を及ぼすものであることは間違いありません。
まずはきっかけ作りとして年齢に合うものを選んでおき、気に入ってやっていくようなら子どもの興味に合わせてレベルを上げてみましょう!
同じく手先を使う知育玩具としてはジスターもおすすめです。こちらも参考にどうぞ( ゚д゚)ノ

