教育

小学生の英語はどう変わる?2020教育改革の問題点その対策

こんにちは、あんと(@mikata002)です。

私は塾講師として日々小・中学生やその保護者の方と話す機会が多いですが、最近では小学生の英語の話をよく聞きます。

2020年から小学校の英語学習が大きく変わることはなんとなく聞いていると思いますが、何がどう変わるのか知っていますか?

この記事では2020年教育改革によって小学校の英語がどうなっていくのか、問題となるのはどんなところか、その対策はあるのかについて書いていきます。

  • 小学校低学年の子どもがいる
  • 子どもの英語教育を心配している
  • 英語の習い事を検討している

こんな方の参考になる記事になっていますのでごゆっくりご覧ください!

2020年教育改革で小学校英語はどう変わる?

学校教育klimkin / Pixabay

まずは教育改革で変わる小学生の英語についてざっくり理解しておきましょう。

大きく変わる点としてはこちらです。

  • 小学3年生から外国語活動の時間ができる
  • 小学5年生から英語が教科となり成績が付く

簡単に説明すると英語教育の前倒しが行われます。

今まで5~6年生でやっていた外国語活動が3~4年生で実施され、今まで中学生からスタートしていた英語の教科が5年生から始まります。

では、具体的にどんな内容なのか見てみましょう。

3・4年生の外国語活動は成績がつかず英語を親しむことが目的

小学3~4年生では外国語活動という時間が週に1~2回ぐらいの頻度で行われます。

この学年では「聞くこと」「話すこと」を中心とした活動を通じて外国語に慣れ親しみ外国語学習への動機付けを高めることが重視されています。

授業もコミュニケーションを中心とした内容になります。

  • 簡単な語句や表現を聞き取る
  • 簡単な表現を使って自分や身の回りのことを話すこと
  • 挨拶や感謝の表現を伝え合う

このような内容が中心となります。

5~6年生は読み書きが加わり成績の評価対象になる

4年生までは『聞く』『話す』『発表する』というのがメインですが、5年生以降はここに読み書きが加わります。

驚くべきは5~6年生で学習する英単語の数。

なんと700語と言われています。

現在中学生が学習している単語は約1200語なのでその約半分の量を5~6年生が学習することとなります。

特定の表現を使った自己紹介や道案内、会話のやり取りなどができるようにという目標が定められています。

5~6年生の英語の授業時間は70時間とされているため週に3~4回の時間となります。

また、国語や算数と同様に通知表の成績に反映されます。

小学校英語の今後の問題点

勉強格差White77 / Pixabay

上記のような改革が行われる小学生の英語学習ですがここには様々な問題点が存在しています。

  • 3年生から英語は早いのでは?
  • 日本語の勉強が先じゃないの?
  • 5~6年生の負担大きくない?
  • 教える先生の負担大丈夫?
  • 時間割(授業数)はどう確保するの?

上記のような問題は大丈夫です。おそらく国がなんとかするでしょう。

ただ私の中で問題視していることがもう1つあります。

それは

英語の学力格差が超拡大する

です。

小学生の英語教育は学力格差を拡大させる!?

今の英語教育では中学生から本格スタートなので最初はあまり学力の差がありません。(すでに英語が得意な子はいます)

しかし夏休み明けぐらいからは英語の学力差は大きく開いているのが現状です。

ある程度差が出てしまうことは仕方がないことではありますが、英語が得意な子はどんどんできるようになり苦手な子はどんどんできなくなっていきます。

この状況が小学生に降りてくるので英語の学力差が小学校の段階から現れてしまうでしょう。

公立中学校に進学する場合は試験がないので英語ができる子と一緒に授業を受けなくてはなりません。

もちろんこの改革によって中学生に求められる英語の理解度も上がっているので小学校の時に英語が苦手となってしまった子はかなり大変になることが予想されます。

英語を苦手にさせないためにできること

そのような状況にならないために大切なのは小学校の段階で英語を苦手にさせないことです。

ではそのためにできることはなんでしょうか?

英語を難しいと思わせない

まず先入観として英語=難しいと思わせないことが大切です。

特に昔英語が苦手だった保護者に多いのは「英語は難しいから頑張りな」とか「英語は私もわからないな」なんて言ってしまうことです。

こういった発言を子どもが聞くと英語は難しいという先入観を植え付けてしまいます。

小学生や幼児の子どもに英語の話をするときは「英語は難しい」より「英語は楽しい」「英語できるとすごい」という印象を与えてあげるようにしましょう。

早いうちから英語に親しんでおく

3年生から外国語活動が始まりますが、それより前から英語に親しんでおくことも有効です。

英語の早期教育にはいまだに賛否がありますが私はプラスに考えています。

学校で外国語が本格的に始まる前に少しでも英語に触れておけば学校の授業がスムーズに入っていくことは間違いありません。

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英語を国語や算数のように学習する

英語にも成績が付く、中学や高校の学習につながるという点から学習時間をしっかり確保しておかなければなりません。

今までは英語は中学生になったら本格的に始まるのでちゃんとした学習も中学生になってからでも大丈夫でしたが今後は小学生から学習が必要なります。

最近では小学生でも

  • 塾に通う子
  • 家庭教師をつけている子
  • 通信教材で勉強している子

増えていますね。

英語もこのような形で日々勉強していかないといけなくなってきます。

英語が苦手となり学校の授業についていけなくなる前にしっかり英語について考えておきましょう。

ABOUT ME
ありさん
都内で学習塾の運営に携わっています。仕事上の経験をもとに子育てしています。 2023年、国立小学校に挑戦予定。 小学校受験の情報も書いてます。