子どもにとって絵本の読み聞かせはとても大事。
こんな話何度も耳にしませんか?
3歳までに1万冊読んだ方がいいなんて話も聞きますが、0歳や1歳の子どもに絵本の読み聞かせを行うのは簡単ではありません。
ただうちの子(1歳5ヶ月)はわりと絵本が好きで今日も仕事前に10冊近く読んできました。
もちろん個人差がありますが、我が家で行っている絵本の読み聞かせ方法(コツ)についてご紹介します。
絵本の読み聞かせはなぜ必要?うまく絵本を読ませる5つのコツ

そもそも何のために読み聞かせをしますか?
- 本に親しんでほしい
- 早く言葉を覚えてほしい
- 幼児教育の一貫として
- 今後の勉強のため
他にも色々とあると思いますが、絵本の読み聞かせは子どもにとって非常にいい影響があると言われています。
親としては様々な効果を狙ってのことではありますが、子どもにとって大事なのは楽しいか楽しくないかです。
普段小・中学生と接しているとかなり顕著に本を読む子、読まない子に別れます。
おそらく子どもの頃から本を楽しめていたかどうかも重要な要素です。
0歳や1歳の子に絵本を読み聞かせるときはしっかり楽しませてあげることを前提にしていきましょう(^^)/
では、絵本を楽しませんために我が家でやっていることを紹介します!
手の届く位置に本を置き自分で持ってこれるようにする
人からやれと言われたことってなんか嫌ですよね?子どもも同じです。
強制的に読まされるよりも自発的に読んでもらう方が楽しめます。
我が家では子どもの絵本は子どもの手の届くところにあります。本を読んでほしいときは自分で持ってくるスタイルです。
初めのうちは本がどこにあるのか気づかなかったりしますが、慣れてくると読みたい本を選んで持ってくるようになります。
読み終わったら次の本を持ってきて終わったらまた次の本。この繰り返して1回に10冊ぐらい連続で持ってくるようなこともあります(笑)
ただ自分が読んでほしいから持ってくるということなので絵本を楽しめている感じが伝わってきます。
※絵本を子どもの手の届くところに置く場合は取り扱いに注意してください。
気づいたら破られていたりします。うちも大半の本がセロテープで補強されています……。
自分で購入した本ならまだいいですが、図書館などで借りている本は特に注意しましょう。
絵本を読み聞かせるときは抑揚をつける
これはみなさん実践していると思いますが、ただ文字を読んであげるだけでは子どもも飽きてしまいます。
読み聞かせるときは少しオーバーなぐらい抑揚をつけてあげましょう。
例えばうちの子の愛読書でもあるノンタンのいないないばぁでは、ばぁのタイミングでかなり大袈裟に読んでいます。
これが楽しいようで今ではめくるタイミングで自分でもばぁと言いながらめくっています(笑)
身ぶり手振りをつけて楽しませる
音だけでなく体も使っている読んであげると子どもは喜びます。
1歳半ともなるとだいぶ重くなってきますが頑張りましょう。ここはパパの出番ですかね。
例えばこちらも愛読書であるガタンゴトンガタンゴトンでは、ガタンゴトンと電車が走る様子が書かれているのですがこの時は大きく子どもの体を揺らしてあげたり弾ませてあげたりします。
また、先程のいないないばぁでは実際に子どもの手を取っていないないばぁしてあげても楽しいですね!
ただ読み聞かせるではダメ!絵本を通じて会話する

絵本は基本的に読んであげるものなので上記のように読んであげればかなり子どもは楽しんでくれます。
が、もう少し楽しませるためには絵本を通じて会話するのがおすすめです。
読み進めながら
「これは何?」とか
「ぞうさんどこ?」とか
「昨日食べたのと同じりんごだね」とか
子どもが言葉を返してくれなかったとしても話は聞いているので絵本の内容以外でもたくさんの刺激を与えてあげることにつながります。
やりやすい本で言うときんぎょがにげたなどはこういった会話がしやすいですね。
「きんぎょどこにいる?」なんて聞きながら進めていくといいと思います。
うちの子は「どこ?」って聞くと「ここ!」と指をさしてくれるようになりました。
無理強いは悪影響!?あくまで楽しい絵本を印象づけよう
絵本は楽しいということを印象付けたいので無理強いは一切しません。完全に本人に任せています。
10冊持ってくれば10冊読みますし、途中で飽きてしまえばそこで終わりにします。
おもちゃもそうですが楽しいと感じたものは何度も繰り返し遊びます。
絵本も楽しいと思えば自発的に取り組んでくれるようになります。
決して無理強いはせず絵本の楽しさを伝えていきましょう(^^)/
絵本は楽しいが印象付けられれば読み聞かせは90%成功する!?
上記のような取り組みを続けた結果、1歳半のうちの子は現状絵本が大好きになっています。
本を破いたり食べてしまったり最初のうちはうまくいかないこともありましたが、繰り返していくうちに習慣となります。
習慣となってしまえば後はもう自発性に任せても自分で絵本も持ってくるようになります。
これも絵本は楽しいということを印象付けた結果です。
絵本の読み聞かせはただ読むだけではなく、1つの遊びとして子どもに満足してもらえるように少し工夫して取り組んでみてください!
読み聞かせのコツとしては『とにかく絵本を楽しませる』です。
絵本の読み聞かせは幼児教育や学校教育にも発展していくので今後も前向きに絵本(本)と向き合ってくれると親としても嬉しいですね。
