たくさんの種類がある幼児向けの学習ドリル。
だいたい2歳前後から使えるようなものが多いですが、その中でも有名なのがくもんと学研のテキスト教材。
教育分野で有名な2社なので正直どちらを選んでも外れませんが何が違うのでしょうか。
くもんと学研の幼児向け学習教材『はじめてのおけいこ』をどちらも買ってみたので使用感などレビューしていきたいと思います。
- 幼児教材を始めたい
- くもんと学研どちらがいいか迷っている
- はじめてのおけいこの中身がどんなものか知りたい
そんな方はぜひ参考にしてみてください!
くもんと学研の『はじめてのおけいこ』

くもんも学研も『はじめてのおけいこ』という名前でそれぞれ教材を出版しています。
名前が同じなので混乱してしまいますが、上記の写真で左がくもんで右が学研の教材です。
共に2歳~4歳向けのドリル教材となっていて、直線や曲線を書く基本運筆力を養うための構成となっています。
値段も変わらず税抜き660円。
子どもが鉛筆で書くことに興味を持ち始めたら(興味を持たせるために)使うと徐々に直線から曲線、ギザギザ、最終的にはめいろのようなレベルまでステップアップできます。
線を書くことが文字を書くことや数字を書くことの土台となるので全ての学習の基礎としてタイトル通り『はじめてのおけいこ』として最適です。
ざっと見たところくもんのドリルも学研のドリルも基本構成は同じなのでどちらを購入してもいいと思います。
それぞれ少し細かく見てみましょう。
くもんの『はじめてのおけいこ』
くもんの『はじめてのおけいこ』は全部で39単元あり、ドリル部分以外にも
- できたね!シール
- できたね!シート
- ひょうしょうじょう
- 鉛筆のよい持ち方
というのが付いています。
最初は短い直線を書く練習から始まり、曲線やギザギザ、最後の方は狭い道幅や長い線を書く練習ができるようになっています。
鉛筆のよい持ち方が例として付いているので鉛筆の持ち方に自信がないパパ・ママでも大丈夫です!
冊子になっていますが、1枚ずつ切り離せるので実際に書く練習をするときは切り離すとやり易いです。
また何度も繰り返しチャレンジできるように消ゴムで消しやすい紙が使われているのもいいところです。
くもんの『はじめてのおけいこ』を使ってみた感想としては、とても使いやすくレベルも比較的優しいのではじめの1冊にぴったりだと感じました。
▽1歳7ヶ月で初めて挑戦したとき▽

ちょっと早かったかもですが、線を書くことを楽しんでいました(笑)
学研の『はじめてのおけいこ』
学研の『はじめのおけいこ』は全部で36単元。付録としては
- がんばりシール
- かいてけせるおけいこボード
の2つが付いています。
最初に鉛筆の持ち方についての単元があり、直線→曲線→めいろ→文字→数字とステップアップしていきます。
一筆がきやなぞりのページもあります。
くもん同様1枚ずつ切り離すことができるので使いやすく鉛筆の持ち方も書かれているので安心です。
めいろや文字、数字まで入ってくるのでかなり学習にはなりますがくもんと比べると若干難易度が高めに感じます。
線を書くだけじゃなく文字や数字も一緒に覚えてほしいという人は学研のドリルの方がいいかもしれません。
▽最後の方はこんな感じになります▽

ぶっちゃけくもんと学研、買うならどっち?
どっちか1冊と言われたら決めるのは難しいですが、最初の1冊として考えるならくもんの方が良さげです。
- 鉛筆の持ち方がわかりやすい
- 紙が丈夫
- レベルが易しく
この辺りが最初の1冊に適しています。
ただ2冊目、3冊目を考えずに1冊で運筆力から必要な学習まで網羅すると考えると学研の方になります。
学研なら文字や数字まで覚えられますからね。また地味に付録のかいてけせるおけいこボードが使えます(笑)
うちの子はまだ2歳前だったので難易度的にくもんの方が取り組みやすいというのもありました。
くもんと学研、どちらもおすすめ
上にも少し書きましたが、体感としてはくもんの方が易しく、学研の方が学べることが多いという感じです。
どちらの『はじめてのおけいこ』も対象年齢が2歳~4歳なので子どもの年齢や状況を踏まえて決めてもいいと思います。
- 2歳前後ならくもん
- 3歳以上なら学研
イラストの感じやシールの感じなどで好みもあると思いますが最終的には直感で問題ありません。
どちらも使いやすくわかりやすく子どもが楽しめる教材です。
うちのように2冊とも買って交互にやるのも変化があって面白いと思います。
一番大事なのは子どもが楽しく取り組めるかというところなので本屋さんで実際に見せてみて決めさせてもいいですね。
くもん・学研どちらも初めての1冊としてはかなり優れていると感じるので子どもの幼児教育の第一歩として取り組んで見てください!
※まだ鉛筆もうまく握れないけど幼児教育を始めたいという人には七田式の教材七田式の教材もおすすめです。
鉛筆は使わずシールで学べる教材なので子どもが興味を持ちやすいです。
こちらもぜひチェックしてみてください。

