中学校入学に向けて勉強をしてほしいけど何をさせたらいいのかわからない。
この記事ではこのような相談に対して実際に塾の生徒たちにも伝えていることを紹介します。
やっておいほしいことはたった3つです。
とりあえずこの3つだけでもやっておけば中学校の授業についていけると思うのでぜひやってみてください。

新中1になる春休みにやってほしい3つのこと

とりあえずこれだけは、この力だけは付けておいてほしいというものを3つ紹介します。
それは、
- 英語
- 数学
- 国語(漢字)
この3つです。なんだか基本中の基本の内容でしたね。
ただこの基本がままならない状態で中学に進学し、出だしから大きく躓いてしまう子が例年いるのでこの記事を見ている方はなんとか回避しましょう。
英語学習
春休みにやっておいた方がいい学習のぶっちぎり1位は英語です。
英語は小学5.6年生で教科として学習していますがそもそもちゃんと身についている子が少ない印象があります。
小学校の学習指導要領では小学生が覚える単語数は600〜700語とされています。でもこんなに覚えている生徒はほぼいません。
その上で中学校の教科書では割とすぐbe動詞や一般動詞、助動詞などの文法が入ってきて難易度が跳ね上がります。
春休みのうちにある程度単語の知識や文法を学んでおくとこのあたりがスムーズです。
もちろん中学校で教えてもらえるのでその時に理解できれば問題ありませんが、中1英語は昔より遥かに難しくなっているので準備しておくに越したことありません。
アルファベット・身近な単語・Be動詞(I am)の文ぐらいまで学んでおくと余裕が出るのでおすすめです。
数学の計算周り(分数の計算)
中学生になると算数が数学となります。
数学は英語と並んで苦手となりやすい科目で「数学がわからない」で塾に来る子が圧倒的に多いです。
そんな数学の準備としてやってほしいのが分数の計算。
なんだそんなことか、と思うかもしれませんがここで苦労する中1生は後を絶ちません。
特に通分と分数のかけ算わり算の計算の仕方はまず間違いなくマスターしておきましょう。
漢検5級レベルの漢字力・語彙力
国語では漢字と語彙力。
この2つをせめて漢検5級(小学校卒業レベル)に相当するところまではたどり着いておく必要があります。
漢字の読み書きができる、文章の意味がしっかりわかることは国語だけじゃなく各教科に通ずる部分です。
例えば社会の教科書を読んでいるときに漢字や語彙の意味がわからず理解ができないなんてこともよくあります。
春休み中に漢検5級のテキストを買って仕上げておくと必要な力を身につけることができますよ。
春休みを有効活用しましょう

早い地域では5月の連休明けに1学期の中間テストがあります。
今後の中学生活を決める大事なテストです。
中学生活がスタートすると中学校の学習や部活動、新しい友達との関係で正直復習どころではありません。
今回紹介した3つの内容に少しでも不安がある人は騙されたと思って復習してみてください。
やるかやらないかで5月6月頃の学習理解度が大きく変わっていきますよ。
▼中学校の学習の仕方でおすすめの本
くにたて式中学勉強法
愛知県にある塾の先生が書いた中学生の学習法の本。科目別の取り組み方やスケジュールについても書かれているのでこれに沿って勉強するだけで中学の勉強はOK。
