小学校受験に向けた対策ができる唯一の通信教材のモコモコゼミ。
うちでは小学校受験を考え始めた年少4月から受講しています。
今のところ私も子どもも気に入っていますが、こどもちゃれんじやZ会のような有名な教材ではないので受講を迷っている方もいるかもしれません。
そこでこの記事ではモコモコゼミを1年間使い続けたからこそわかる本当の口コミを紹介していきます。
- モコモコゼミが気になっている
- モコモコゼミ内容を知りたい
- 小学校受験対策がどんな感じなのか見たい
こんな方はぜひ最後まで目を通してみてください。モコモコゼミの良いところも悪いところも全部紹介していきます。
こぐま会教材、提携SAPIXピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」

モコモコゼミの基本情報
モコモコゼミは幼児教育で有名なこぐま会から教材提供を受けている通信教材。
小学校受験や中学校受験に向けて少しハイレベルな問題ができる教材です。
カリキュラムの特徴はらせん型で同じ内容を少しレベルを上げながら繰り返し学習できるようになっています。
▼年少・年中のカリキュラム例

1年間続けてみて感じたことを書いていきたいと思います。
モコモコゼミの良いところ(メリット)
ここからはモコモコゼミを実際に使ってみて良かったところと悪かったところを紹介していきます。
小学校受験をする目線で書いていきますが、お受験をしなくてもレベルの高い内容をやらせたいと考えている方は参考にしてみてください。
小学校受験を考慮したハードな内容
モコモコゼミの特徴は小学校受験を意識して作られているところです。
したがって内容はなかなかハード(難しい)です。他の方の口コミを見ていても同じような声が多いですし、実際に私も難易度が高い教材だと感じています。
小学校受験の情報は実はあまり多く出回っておらず対策として何をやらせるといいかいまいちわかりません。
モコモコゼミはそんな方でもお受験に向けた対策がしっかりできるように作られた教材です。
実際に教材の内容にも小学校受験で問われるような問題が収録されており、進めていくと自然に知識を得られるようになっています。
教え方や考え方についても付属の『学習のてびき』に書かれているので教える自信がないお父さん・お母さんでも安心です。
月3000円でこぐま会のカリキュラムを体験できる
幼稚園受験や小学校受験のお教室として有名なこぐま会。
国立小学校や有名私立小学校への合格も数多く出されています。
https://www.kogumakai.co.jp/exam/pass.html
そんな人気教室であるこぐま会に入るにはそれなりのお金がかかります。
うちもそうですがそんなにお金を出せないというご家庭も多いでしょう。
そこで使えるのがモコモコゼミ。
モコモコゼミのカリキュラム内容はこぐま会が監修しています。
つまりこぐま会で行われている内容を月々3000円程で体験が出来ているというわけです。
もちろん通塾したときと全く同じ内容、クオリティではないと思いますが、こぐま会でも実践されているらせん型カリキュラムもモコモコゼミに採用されています。
ステップが進むごとに、だんだん難しくなるように配列してあります。そうした「らせん型カリキュラム」の構造になっていて、それ以前に学習したことがきちんと理解できているかどうかは、次回の学習時に点検できるような仕組みになっています。このらせん型カリキュラムこそが、基礎から応用へと続く学習の順序性を表しています。
週刊こぐま通信 第447号より
かわいいキャラクターで親しみやすい
子どもが通信教材を続けていくにあたって見た目の良さは意外と大事です。
モコモコゼミには可愛らしい?キャラクターが出てきます。
その名もモコさん!

まだまだ見た目重視の年齢なので前向きに取り組んでもらうにはキャラクター要素は大事だと感じます。
モコモコゼミの悪いところ(デメリット)
良いところが多いモコモコゼミですが使っている中で気になる点もいくつかあります。
他の通信教材と比べてモコモコゼミのデメリットを考えてみたいと思います。
内容が難しい
これは非受験(小学校受験をしない)の場合にはなりますが他の通信教材も比べると内容が難しいです。
年少のカリキュラムでも足し算や引き算を考えるような問題が多く出題されています。
はっきり言って小学校受験をしない、レベルの高い内容はまだやらせたくないと考えている方にはおすすめしません。
もし不安な場合は1ヶ月お試しができるので子どもに合うかどうかやってみるといいかと思います。
演習量が少ない
これはモコモコゼミの1番のデメリットだと感じていますが全体の演習量が少なめです。
モコモコゼミの問題は1ヶ月分が20単元となっています。
他の通信教材でも分量的にはあまり変わらないのかもしれませんが、お受験に向けてやらせたい場合は物足りない感じです。
必要に応じてプリント教材なんかを活用していけるといいですね。

モコモコゼミはこんな人におすすめ
モコモコゼミを実際に1年間使ってみて感じたメリットやデメリットを紹介していきました。
小学校受験を目指す私たちにはとても合っている教材ですが多くの子に最適な教材だとは思いません。
私が思うモコモコゼミをやった方がいいのは次のような考えを持っているご家庭です。
モコモコゼミが向いている家庭
- 小学校受験を目指している
- 中学校受験を考えている
- 他の通信教材では簡単すぎると感じている
- 幼いうちからハイレベルな内容をやらせたい
- 確かな学力をつけてあげたい
モコモコゼミは小学校受験だけでなく中学校受験を考えている方にもおすすめです。
小学校に入る前から算数の考え方を持ってもらったり、中学校受験に必要な計算力を養うような内容が多くあります。
上記のような考え方が一致するならモコモコゼミは数ある通信教材の中でも最もおすすめです。
モコモコゼミのおすすめの使い方
小学校受験をすることを考えるとおすすめのモコモコゼミですが、上記で示したようなデメリットはうまくカバーしていくしかありません。
参考までにうちではどのように活用しているのか、今後どう使っていく予定なのかご紹介します。
【年少】モコモコゼミ+無料プリント+アプリ学習
年少さんのときに有効なのはモコモコゼミと無料プリント、アプリの組み合わせ。
年少のうちはやるべきこともさほど多くなく難易度もちょっと難しいかなぁぐらい。
なのでモコモコゼミのフォローとして無料プリントやアプリを活用していくのがおすすめです。
【年中年長】モコモコゼミ+お受験教室or学習教材
年中や年長となるとある程度難しい問題でもチャレンジできる力が備わってきています。
小学校受験に向けて難易度は申し分ないですが、モコモコゼミの演習量の少なさは別の方法で補っていきましょう。
おすすめとしては、
- お受験教室に通う
- 学習教材を活用する
この2つです。
お受験教室ではペーパー対策だけでなくお受験に向けて様々な準備をしてくれるので年中頃からは通塾を検討していきたいところです。
学習教材は例えばこぐま会から出版されている『ひとりでとっくん』シリーズなどがおすすめです。
小学校受験を考えるならモコモコゼミ
実際にモコモコゼミを1年間やってみるとかなり歯ごたえというかやりごたえのある教材だと感じています。
中には難しい問題もありフォローや補強が必要なときもありますが順調に理解が進んています。
個人的には小学校受験を考えて通信教材を考えるならモコモコゼミ1択です。それだけ考えられて作られている教材です。
もちろんモコモコゼミ1本でお受験の対策が全てできるとは思いませんが、少なくとも小学校受験に向けた土台作りや学習習慣をつけていくには役立つと思います。
その後はお教室なり学習教材なり状況に応じで考えてあげましょう。
こぐま会教材、提携SAPIXピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」
